CSRレビューフォーラムは、持続可能な社会にむけて、社会の最前線で課題解決に取り組む複数の市民組織(NGOや消費者団体等)とそこに所属する個人がアライアンスを組んで設立した民間の非営利組織です。
同フォーラムは、社会的責任に関する国際規格「ISO26000」の理念とフレームワークを活用して、企業活動への第三者レビューを行う「CSRレビュープログラム」を提供しています。本プログラムの提供を通して、企業活動の透明性の向上とCSR活動の推進に寄与するとともに、ステークホルダー・エンゲージメントを通じた市民社会と企業とのより成熟した相互関係・信頼関係の構築に貢献したいと考えています。
CSRレビューフォーラム (英語名:CSR Review Forum-Japan、略称:CRF)
2015年10月5日
- 基本的な考えかた
- CRFは、現代社会のニーズに対応したCSRの推進をはかるため、ISO26000等をベースに、市民組織やそれに属する個人のアライアンスを基礎に、「CSRレビュープログラム」の提供を主な活動とする、非営利の団体(社団法人)である。
- 「CSRレビュープログラム」は、企業とステークホルダーとの対話とエンゲージメントを促進し、市民組織の視点による第三者レビューを行うことを通じて、社会と企業とのより成熟した関係の構築に貢献する。
- 各市民組織などは、それぞれ独立した立場でCRFに参加し、企業とのエンゲージメントは対等かつ無償であることを原則とする。
- これまでの実績について
- 「CSRレビュープログラム」の提供を通じて、企業とNPO/NGOなどとの出会いと対話を推進し、製造業、サービス業、商社等について、CSR活動へのアドバイスを行った。
- ステークホルダー・エンゲージメント、デューデリジェンスなどの新しいコンセプトについて、CSRのレビューや勉強会などを通じて、企業へのアドバイスを行った。
- 今後の事業運営について
- 独立した法人として適切で透明な運営を行うとともに、レビュアーの連携を強め、つねに質の高い「CSRレビュープログラム」を提供する。
- CSRの最新動向についての情報提供やセミナーなどをタイムリーに実施する。
- CRFは、団体として、その「レビュープログラム」の提供に関する経費について、非営利の範囲で有償とすることができる。さらに、社会と市民からのはば広い支援を受けることをめざす。
CSRレビューフォーラムは、当フォーラムの趣旨に賛同する以下の団体に所属する各分野の第一人者が参画しています。当フォーラムは、いかなる政党、団体、宗教、思想・信条等にも属さず、持続可能な社会の構築にむけて企業と国民・市民とのエンゲージメントが必要と考える人々の中立的な集まりとして運営されています。
参画パートナー(敬称略、所属団体別の五十音順) | |
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足立 治郎 | 特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター |
岩附 由香、白木 朋子 | 特定非営利活動法人ACE |
岸本 幸子 | 公益財団法人パブリックリソース財団 |
小榑 雅章 | 向社会性研究所 |
高橋 清貴 | 特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター |
田村 太郎、前川 典子 | 一般財団法人ダイバーシティ研究所 |
古谷 由紀子 | サステナビリティ消費者会議 |
米良 彰子 | ハンガー・フリー・ワールド |
李 妍焱 (Li Yanyan/リ エンエン) | 日中市民社会ネットワーク |
CSRレビューフォーラムの設立趣旨にご賛同いただいた皆さまをご紹介します。(五十音順)
- 熊谷 謙一 氏 (日本ILO協議会)
- 後藤 敏彦 氏 (特定非営利活動法人サステナビリティ日本フォーラム)
- 渋谷 和宏 氏 (経済ジャーナリスト)
- 水口 剛 氏 (高崎経済大学)